ファンタスティック映画主婦

雑食つまみ食い系映画感想ブログ

映画主婦的2016年の新作映画ベストテンと私的なおしらせ

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みなさま、あけましておめでとうございます。

今年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします!

 

さて、本当は2016年中にアップしたかったベストテン、いろいろ事情があって結果的に年が明けしまった…。

そもそも新作映画をそんなにたくさん観られてないこともあり、絶対数が少ないのでなんの参考にもならないと思いますが、昨年一年間のわたし自身の総括という意味も込めて発表しておこうかなと思います。

 

 

 

1位 この世界の片隅に

 

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2016年のベスト」と考えると、やはりこれかな、と。作品が素晴らしかったことはもちろんなのですが、この映画をとりまく状況がまた映画的で面白かったと思うのですよ。

批評家が軒並み大絶賛する中で、だんまりを決め込んだマスコミ界。SNS口コミによるムーブメント、上映館数の拡大。芸能界と事務所の問題なんて、映画を観る側にとってはどうでも良いことなんですが、結果的にタイミングよく2016年を象徴してしまったように思えます。

けれどもそんな考えようによっては多分にマイナスな要素をぶっ壊すくらい、作品そのものに強いメッセージがあった。作り手の「良いものを作ろう」とする情熱が素直に表れた映画でした。だからこそ多くの人に支持されたのだと思います。

観賞後の劇場内に溢れた温かな空気感が、わたしにはとても感動的でした。複数の人と同じ思いを共有したと実感できる素敵な映画体験ができました。図らずも祖母を思い出させてくれたことにも感謝したい。

 

 

2位 シン・ゴジラ

 

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こちらも2016年を代表する一作。 地雷案件ともなりかねない題材を見事な形で提示してみせた。第2形態が現れた時の驚きといったら!期待の斜め上を行ってくれた喜びと感激。

ある意味クセの強い映画でもあるのですが、不思議と病みつきになる。言うなれば納豆映画ですな。だから苦手な人はとことん苦手なのも納得。

ただ、これでゴジラデビューした人たちは過去のゴジラ作品観たら「え!?」ってなるだろうな…。

個人的に、歴代ゴジラ映画の中では三本の指に入ると思います。もちろん1位は「ゴジラVSメカゴジラ」だっ!(笑)

 

 

3位 ヒメアノ〜ル

 

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個人的な思い入れでいったら実質1位かもしんない。絵面の衝撃度もさることながら、森田剛の鬼気迫る演技、まさかのラストシーンの号泣と、まさに魂が揺さぶられた映画でした。

 

 

4位 神様メール

 

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キュートでありながら辛辣、真面目に見えてクレイジー。 設定も展開もおかしなことだらけなのに不思議と観賞後は温かい気持ちになります。そして!主人公エア役の女の子のかわいさよ!

 

 

 

5位 ファインディング・ドリー

 

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子どもがいる人なら、ドリーの両親のとった行動にはぐっとくるはず。「子どもを信じること、信じ続けること」が、本当の愛なんだなぁ。

 

 

6位 アイアムアヒーロー

 

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エンタメ邦画の新たな幕開けを見た気がしましたね。観てる間ずっとワクワクしてました。2.5枚目俳優・大泉洋主演作に新たな傑作が加わりました。

 

 

 

7位 チェブラーシカ動物園へ行く

 

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チェブラーシカが動いているのを見ているだけでもう楽しかった。子どもと二人、ユーロで観られたのもいい思い出です。

 

 

 

8位 永い言い訳

 

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観た直後はそこまででもなかったんだけど、しばらくしてからじわじわきましたねー。ダメ人間再生映画としても、疑似家族映画としても、夫婦映画としても、とてもよく出来ていたと思います。それにしても、深津絵里の存在感は並みじゃないね。

 

 

 

9位 マジカル・ガール

 

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映画としての「いやらしさ」が抜群でした。後味は悪いし、胸の奥がザワザワするし、わたしが嫌いな展開(子どもがつらい目に合う)なのだけれど、けれども!映画的にとても面白かった!

 

 

 

10位 傲慢と偏見とゾンビ

 

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これはアイデアの勝利みたいなところはありましたね。 今作に続いて文芸ゾンビ路線が活発になるかと思ったんですが…そんなことはなかったな(笑)。とにかく見た目のインパクトが半端なかったのでランクイン。

 

 

 

刺さったDVDベスト3!

そして、個人的に非常に面白かった新作以外のDVD3作品。

  

1位 リザとキツネと恋する死者たち

 

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もう文句なしにコレ。2016年に観た映画全部の中でもぶっちぎりに1位です。本当に久々にドンピシャ!とハマりました。すっごい好き。

 

 

2位 探検隊の栄光

 

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これは掘り出し物感あったな。全然期待してなかったから逆に楽しめたのかも。とにかく演者がみんな楽しそう!そして本当にばかはかしい!つまり、最高だ!!

 

 

 

3位 ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディー)

 

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犬映画に新たな傑作が誕生しました。犬!犬!さらに犬!怒涛の犬ラッシュ。みんな、ペットは大事にしようね。(小並感)

 

 

最後に

2016年はその前の年に比べて映画館にもちょくちょく足を運べたので楽しい一年でした。子どもとも何度か映画館に行ったのも嬉しい思い出です。

とはいえ観られなかった映画の方が多いのでね、今年はレンタルが楽しみな作品がたくさんありますね。

 

さて、私事で大変恐縮ですが、先週、第二子を出産いたしました。いやはや、無事一仕事終えるとことができて一安心。久々の新生児にあたふたしております(笑)。

しばらくは新作映画を観る時間は減りそうですが、それでも、ブログは思いついた時に更新していきますので、お時間ありましたらまたお読みいただけましたら嬉しいです!

 

今年も素敵な映画にたくさん出会えますように!