今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」
最近、ほかのブログさんの「ブログの書き方」に関する記事を読ませていただきまして。
そんでもって今週がこのようなお題ですからね、ここはひとつ、わたくしも自分のブログ観やそのスタンスについて、改めて考えてみようかな~と思った次第。
またそれと関連して、イチ映画ブログファンでもあるわたくしがお気に入りの、憧れ映画ブログさんのことも紹介してみたいなぁと思います。
- こういうブログにわたしはなりたい
- 映画ブログが好き
- モンキー的映画のススメ
- イノ溜め
- ミーハーdeCINEMA
- アノ映画日和
- しーまんの映画から学ぶ人生
- ヤガンEX
- ワンコイン・ムービーレビュー
- 三角締めでつかまえて
- 映画観たからイラスト描いた
- ナガの映画の果てまで
- なぜ犬は尻尾を振るのか。
こういうブログにわたしはなりたい
一応ブログをはじめて投稿した時に、こんなことを書いていたのですが…。
要するに、
- 映画を観て、自分が「その時」感じたものを形に残しておきたい
- なので基本的にネタバレ
- 映画は大好きだけど、詳しくないから思いのままにつづるだけ(見当違いのこと書いてたらメンゴ)
というのが、当ブログのスタンスです。
解釈だったり考察だったりも含めて、映画の「批評」は一切していません。あくまでわたし個人の「感想」に基づいて書いています。
そもそも、はじめて2年たつというのに130記事ほどしかなく、新作映画メインでもない、絵がうまいわけでもない、気の利いたことが言えるわけでもない、映画の知識も語彙力も乏しい弱小ブログです。はなからそういうもので勝負しようなどとはみじんも思っておりません。そのあたりは映画の知識が豊富な方々にお任せしたいと思っております…。
他のブログさんと違うのは「わたしが」書いているというこの一点のみです(弱すぎる強み…)。なので、なるべく記事の中から自分を感じてもらえるようなブログにはしたいなぁ、とは常々考えています。観る映画のチョイスもそうですし、その映画を観た状況(子どもと観た、とかね)を書き込んだりして、「わたし」という人間の、唯一無二の「映画感想ブログ」に育てていきたいと思いながら、日々運営しているのであります。
それに、やはり映画の感想って、その人の経験や考え方が大いに影響してくるものだと思うんです。男性か女性か、学生なのか社会人なのか、独身か、子どもはいるのか…などなど、それぞれの立場で感想が違うのは当然のこと。そのため、わたしは「主婦で子持ち」という自分の立場を明確にしています。
それから、同じ人間でも、その時の心持ちにも左右されます。子どもの頃、わたしはBTTFの1が苦手で。というのも「母親が自分の息子に恋をする」というのがどうしても受け入れられなくて、「面白いけどねごにょごにょ…」という感じだったんです。でも、子どもを持ってから気が付いたんです。好きな男と自分のDNAを持ち、かつ自分好みに育った息子って、女にとって理想の相手なんじゃないかー!って(いや、変な意味はないですよ)。成長すると、映画の観方も変わります。気が付かなかったことに気づいたり、逆に魅力が失われてしまったり。「あの時はこう思っていたけど~」という自分自身に対する発見。それも映画の一つの面白さだと思います。
100人いれば100通りの感想があるし、同じ人間が観ても昔と今じゃ全然違う感想を持つこともある。だから「今」の「わたし」が感じたものをそのまま書く、というのが、このブログで映画感想を書く際に大事にしていることです。
なーんて、いろいろ偉そうなこと書きましたが、こんななんの取り柄もないブログ(笑)、需要があるんだかわからないし(なくてもいいの、楽しくてやってるんだから!)、時々「果たしてこれでよいのだろうか…」と迷うことあります。それでも続けていられるのは、スターやコメント、ブックマークして下さる方々、お読み下さる皆さまのお陰です。本当にありがとうございます!励みになっております。
今後もマイペースにゆるゆると日々精進していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
映画ブログが好き
とはいえ、わたしがブログを書こうと思い立ったのも、発端は「映画が好き」で「映画ブログが好き」だったからなんですよね。もちろん、今でもいろんな映画ブログさんを読ませていただいてます。
やっぱり、ほかのブロガーさんを読むと、自分の記事と比べてしまって自分の稚拙ぶりに落ち込むこともあるんですが(笑)、ためになるし、何より面白いからね!
そんなわたしが憧れる、素敵映画ブログさんたちを紹介させて頂きます!むしろこんなところに載せてすいませんって感じなんですが…(無断でごめんなさい。不都合ありましたらすぐ削除しますのでお知らせ下さい)。
- はてなブログ
やはり、「はてな」は個性的で素晴らしい映画ブログが多いです。わたしが「はてな」でブログを開設しようと思ったのも好きなブロガーさんが多かった、というのも理由の一つでした。
モンキー的映画のススメ
もう映画ブログやっている人は知らない人はいない、モンキーさんのブログ。大作映画はほぼ公開初日に記事アップされてるし、情報量が半端ない。評価も信頼できるので、新作・話題作はこちらを読んでおけば間違いなし、と思っております。
イノ溜め
主に日本未公開のホラー映画を多めの画像でご紹介しているinoさんのブログ。こちらで知った映画多数アリ。わたしの禁断の扉を開けてくれた、まるでパンドラの匣…否、「ルマルシャンの箱」のようなブログです。言葉遊びのような文章も面白く、毎回更新が楽しみなブログさんです。
ミーハーdeCINEMA
ご覧になればお分かりかと思いますが、俳優の特徴を捉えていながら、繊細なタッチで描かれる美麗なイラストが素晴らしい、seicolinさんのブログ。思わず見とれてしまいます。たくさんの映画をご覧になられていて、わたしからするともはやミーハーではないです。
アノ映画日和
映画ガチ勢にはもちろん、”ちょっと”映画好きな人にも幅広く訴えかける文面と、イラストに選ぶシーンがまた絶妙なあのまりーさんのブログ。小見出しにも凝っていて(歌詞等を引用)、毎回スキのない記事を書かれています。「監督全作品評価シリーズ」と、「隠れた傑作ランキング」は必読の面白さ。
しーまんの映画から学ぶ人生
特にアクション映画(格闘系)に関する知識量と情熱が熱い、しーまんさんのブログ。(一時期スタントマンを目指されていたとか)また、映画にまつわるご自身の恋愛エピソードも記事にされていて、その甘酸っぱさと言ったら(笑)。きっと好青年な方なんだろうなぁ、と勝手に想像。
ヤガンEX
独特なタッチのイラストと、歯に衣着せぬ物言いが小気味よい文章が特徴のいわのふみやさんのブログ。邦画をよくご覧にになっているようです。アニメにもお詳しいです。「47都道府県の映画館で映画を観る企画」の記事が特に好きです。
ワンコイン・ムービーレビュー
one-coin-movie-review.hatenadiary.jp
「500円で投げ売りされている映画のレビュー」というブレないスタイルで、いわゆるZ級な映画をご紹介しているテクノカットさんのブログ。実は開始当初から読ませていただいています。選ばれている言葉が秀逸で、毎回毎回笑わせてもらっています。こんな文章書きたいと思っても、なかなか書けるもんじゃない。
- はてなブログ以外
三角締めでつかまえて
タマフル(TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」)リスナーにとってはJCVDのSKJM(ジャンクロードヴァンダムの三角絞め)としても有名なカミヤマさんのブログです。…ってもう著名すぎてわたくしごときが紹介すること自体おこがましいのですが(汗)。
実は「映画ブログ」そのものに興味を持つようになったのはこちらのブログさんがきっかけでした。絵文字多めで読みやすい文章の中に、時折覗く映画への造詣の深さ。奥様や娘さんとのやりとりも楽しく、ブログ全体が一つの私小説のようです(一応ブログの内容はフィクションてことになっています 笑)。読み物として、すごく面白いんですよね~。カミヤマさんのブログは自由で生き生きとして楽しく、お人柄の見える映画ブログだと思います(もちろん映画の知見も大いにある方ではあるのですが)。
映画観たからイラスト描いた
スパイクロッドさんの、個性と映画愛溢れるイラストがほんとわたし好みでして。新旧と問わず多くの映画をご覧になられていて、その経験から裏打ちされた審美眼は個性的で確かなもの。文章も独特でひねりの効いた言い回しがリズミカルに並び、読んでいて心地がいいです。
ナガの映画の果てまで
丁寧な言葉でつづられる、こじつけではない、理論的な考察に、全く興味のなかった映画も読んでいるうちに「観たい!」と思わせてくれるナガさんのブログ。好きな映画であっても、ナガさんの論調で批判されると納得してしまいます。また、時折アップされる、下ネタ満載のパロAVの記事も爆笑ものです。
なぜ犬は尻尾を振るのか。
白黒に映える血色の赤という、独特な美意識を感じるイラストがカッコいいのほうずさんのブログ。淡々とした語り口ながら、要所を押さえたレビューは読み応えがあります。まずもって、ブログタイトルからして洒落てます。
…というわけで、面白くて、大好きな映画ブログさんたちを紹介させていただきました!
本当は、他にもたくさん好きなブログさんはあるのですが、キリがなくなってしまうので、なくなく、最近の更新頻度などで選びました…。
わたしもみなさんのような素敵ブログを目指して、これからも頑張るぞー!!