こんにち令和!!
というわけで、しれっとやるよ!平成映画ベストテン!
元号は日本のことなので邦画限定です。好きな映画の中でも、とくに自分の中で思い入れがあったり、「平成邦画界の中でもこれは外せない!」と思う作品を選びました。よろしければご査収くださいませ。
- 10位 ホラー界のおっさんずラブ
- 9位 ぼくのかんがえたかっこいいえいが
- 8位 映画の歴史を変えた発明?バジェットゲージ!!
- 7位 夫婦愛と特撮愛
- 6位 そして誰もが知ることとなった
- 5位 とても日本らしい怪獣映画
- 4位 令和に引き継ぎたい平成アニメーションの宝
- 3位 「戦争映画」という日本の良心
- 2位 どうしようもない愛しい日常
- 1位 あの日の涙を忘れない
10位 ホラー界のおっさんずラブ
オカルト
「『オカルト』はBL説」をずっと唱えてるんですけど、誰も賛同してくれないのなんで?白石晃士監督の作品を全部は観てないですけど、これと『カルト』は本当に好きですね。
9位 ぼくのかんがえたかっこいいえいが
リターナー
初めて映画館で観客が自分一人だったのが衝撃的すぎて、ある意味わたしの中で特別な一作です。この頃の鈴木杏ちゃんは神がかりなかわいさで大好きだったんだけど、この数年後くらいからちょっと売り方を間違えた感が…。映画は、「ハリウッド映画の格好いいやつ全部まとめてみた」みたいな、夢と希望がいっぱい詰まってて終始笑顔でいられます。
8位 映画の歴史を変えた発明?バジェットゲージ!!
秘密結社鷹の爪THE MOVIE 総統は二度死ぬ
やはりなんといっても、世界で初めて映画の予算を可視化した「バジェットゲージ」の発明は映画界の革命でした。CGなどのお金のかかることやるとゲージが一気に減るため、物語とはまた別の部分でのハラハラ感を楽しめます!なんで他の映画でもやらないのかな?(やるかよ)
しかし、こんなふざけた見た目ながら、実はテーマは「世界平和」とかなり壮大だったりする。「地球はでっかい賃貸物件」は映画史に残る名セリフだと思います。
7位 夫婦愛と特撮愛
へんげ
最後の「行けー!」で夫婦愛が大爆発。もしかしたら序盤はちょっと退屈かもだけど、観れば観るほど味わい深い映画です。ほんと好き。
6位 そして誰もが知ることとなった
誰も知らない
本作で彗星のごとく現れた柳楽優弥はこのあと珍作『戦慄迷宮3D』に出て、映画界の迷宮をさまようことに。あの時はどうなることかと思ったけど、良い俳優さんに成長されて本当によかったです。ちなみに、是枝監督の作品の中ではこれが一番好きです。
5位 とても日本らしい怪獣映画
シン・ゴジラ
平成最後に家族で映画鑑賞したのはこの映画でした。(6歳児の希望で)
観ながらふと、もし本当にゴジラが来たら天皇陛下が「巨大不明生物の、被害に遭われた国民に、哀悼の意を表します」とか言ったりするのかな?なんてことを考えたりした。てかあれだけリアル寄りだったんだから、天皇陛下出してもよかったんじゃね?
いや、とりあえずもう、天皇陛下お疲れ様。(なんのこっちゃ?)
わたしの感想はこちら。
4位 令和に引き継ぎたい平成アニメーションの宝
ムーミン谷の彗星
平成はアニメーションの時代とも言って良いのではないかと思います。「アニメーションは日本の文化」とも言えるほど技術的な進歩が進み、「アニメ好き」は隠す趣味ではなくなり、「オタク」は誉め言葉になりました。
けれどもわたしはどんなに時代が変わっても、素朴で温かみのある「子どもの頃に見たあのアニメ」がやはり好き。
ムーミンの原作小説をベースにしつつも、動きのある絵面になる内容に一部改変されてるんだけど、それが原作の良さを損なわずにかつアニメーションとしても優れていて本当に素晴らしいんですよ。うちの子どもたちも大好きな映画です。「アニメは子どものもの」ではないけど「子どもが楽しめるアニメ」もやっぱり大事だよな、と思う今日この頃。
大御所の声優さんたちの演技も耳にも心地よく、ずっと観ていられる。あと、白鳥英美子の主題歌がまじで最高。
3位 「戦争映画」という日本の良心
紙屋悦子の青春
泣ける映画は数あれど、わたしの中で別格の位置にある一作。理由はこちらのベストテンでつらつらと書いてます。
『この世界の片隅に』とかが好きな人には観て欲しい。ほんと、いい映画なんで。
2位 どうしようもない愛しい日常
恋人たち
人生はままならない。現実は思い通りにいかない。すべてが敵に見えて、何もかも捨ててしまいたいと思う。
でも「そんなことしたら会えなくなっちゃうじゃん」と言ってくれる人がいる、その温かさ。だから日常はどうしようもなくて、愛しい。
それでも人は、生きていく。
(素晴らしい映画すぎて、こんなポエミーなことしか言えません、すみません)
1位 あの日の涙を忘れない
ゴジラVSメカゴジラ
わたしにとって平成ゴジラは、特に『VSメカゴジラ』は特別な映画です。それは映画館で初めて泣いた映画だからです。
ゴジラって、皆さんなんだと思います?100人いたら100通りの答えがあるでしょうが、わたしは小学生の時にこちらを観て、「ゴジラって生きてるんだ」って思ったんですよ。そう思ったら、これまでは「日本を壊す悪い怪獣」ってイメージだったゴジラが一気に身近な存在になりました(だからかな、「ゴジラは救世主」的なギャレゴジには微かな違和感が…)。そういう意味でも、本作で「別の視点で物事を見る」ということも教えてもらったのかな。
最初に映画館で本作を観たときの感動と衝撃は今でも忘れられないし、ずっと心に残り続けるだろうと思います。
という訳で以上です!
令和ではどんな映画に出会えるかな~。とにもかくにも、平成、ありがとナス!!