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祝!アカデミー監督賞&作品賞受賞! ギレルモ・デル・トロ プロデュース&参加作品 おすすめ10選+α

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 先日発表されました米国アカデミー賞。なんとなんと、我らがデルトロ監督が『シェイプ・オブ・ウォーター』で監督賞を受賞しました〜!作品賞含め4冠。嬉しい!めでたい!!パチパチパチパチ

eiga.com

 

シェイプ〜のわたしの感想はこちら。 

minmin70.hatenablog.com

 

 

 作品賞受賞した時のスピーチもまた感動的でね。

「この賞を若い人達に捧げます。今のあらゆる状況を変えようとしているのは若い人達です。私が子供だった頃メキシコで育っていて、こういったことが起こるとは想像もしていませんでした。しかし、それが実現しました。夢を見ている人達、ファンタジーを使って現実について語りたいと思っている人達に伝えたいです。夢は実現するんです。切り開いて中に入ってきてください」

第90回アカデミー賞4冠『シェイプ・オブ・ウォーター』監督ギレルモ・デル・トロ、受賞スピーチで「夢は実現する」 « 映画ランドNEWS

 デルトロさんって、ショートフィルムや企画が面白いからとプロデュースを買って出た作品があったり、これまでも才能ある若い人たちや自国の映画人のために尽力している人でもあるんですよね…。映画界における人脈もそうそうたるもので、これまでに関わった作品を見ると、ほんと映画に愛し愛されしている監督だなぁというのを改めて感じます。

 と、いうわけで今回は、そんな数あるデルトロプロデュース&参加作品の中から、特にデル味が強く、わたしが好きな作品を選んでみました。シェイプ〜がハマった人ハマらなかった人、監督作は全部観ちゃった〜って人や「トロより赤身が好き〜」って人は、よろしければ参考にしてみてください!

 

 

 

 


10位 アライブ 

「俺のプレゼントは?」

アライブ [DVD]

(デルトロ=製作総指揮)

 DQNたちに襲われて森に逃げ込んだキムベイシンガーが、工具箱を使って過剰に防衛します!(笑)展開に少し間延びしたところはありますが、主婦映画としてもなかなか良味。デル要素なのか、ちょっと浮世離れしているというか、ラストもどこかホラーの短編を見ているような感じがしますね。わたしは好き。

 

 

9位 ダーク・フェアリー

「腹ペコだ」

ダーク・フェアリー (字幕版)

(デルトロ=製作・脚本)

 幼女がひたすら酷い目にあう(笑)。少女、怪しいお屋敷、トゥースフェアリー…とデルトロが好きなモチーフが満載です。ラストには思わず「おいおい、そりゃないぜ」って気持ちに。

 

8位 タブロイド 

「お前がモンスターだ!」

タブロイド [DVD]

 (デルトロ=製作)

 エクアドルで子どもがレイプされた後に殺される連続殺人事件が起き、その犯人"モンスター"を取材するマイアミのテレビ番組クルーは、ある男から"モンスター"の情報を提供すると持ちかけられる…という社会派スリラー。

 マスコミの欺瞞を描いた良作で、主演はジョンレグイザモ。鼻持ちならないTVリポーターが実にハマってます。改めて観ると、後味の悪さや救いようのなさ、過剰で唐突な暴力に南米怖い…ってなります。製作にアルフォンソ・キュアロンも参加してる。

 

 

7位 ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険 

「君のために歌う!」

ブック・オブ・ライフ ~マノロの数奇な冒険~(特別編) [DVD]

(デルトロ=製作)

 メキシコのお盆「死者の日」を題材にしたアニメ。ディズニーの『リメンバーミー』の予告を観て、これを思い出した人はわたしだけではないはず…。でもこっちはラブストーリーなので、ディズニーはパクってないよ!多分。

 とにかくね、色彩豊かで色鮮やか。死者の国の全景がパァっと広がるシーンなんか、とても美しいです。

 

 

6位 MAMA 

「ママが来る」

Mama (字幕版)

(デルトロ=製作総指揮)

 アンドレス・ムシェッティ監督が製作した短編をデルトロが気に入り、映画化が実現した作品。本人もプロモーションに尽力するというかなりの力の入れようでしたね。ママ怖い。ジェシカチャスティン様がいつもと違う。

元の短編はこちら。

vimeo.com

怖い!!!


興味があったら観て欲しい作品

 ベスト5の前に、デルトロ好きなら観て欲しい作品をご紹介しておきます。

 

SHHH(short film)

vimeo.com

 (デルトロ=原案?)

 これは製作に直接デルトロは関わってなくて、彼が子どもの頃見た夢の話をスタッフたちが短編にしたってだけなんだけど、これが…なかなかジワります。クリーチャーみも良い!エンドクレジットにニヤニヤ。


The Captured Bird(short film)

vimeo.com

(デルトロ=製作総指揮) 

 少女が紛れ込んだ不思議な館、そこで見たものは…キャーー!って言う黒いパンズラビリンスって感じ。デルちゃん、やっぱりこういうの好きね〜。

 

The Thin Yellow Line

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(デルトロ=製作)

 2015年製作のメキシコ映画で、「5人の男たちがメキシコの村までの過酷な道のりを道路の線を引きながら進んで行く」って言う面白そうなロードムービー。紹介しておきながらなんですが、残念ながら日本では観られないんです。わたしも観てません(ぅオイっ)。

予告を貼っておきますね。

www.youtube.com

めっちゃ面白そうじゃない?日本の配給さーん、デルトロのデの字だけで観ようとしているにわかが、ここに、居りますよぉ〜!

 

ルドandクルシ 

ルドandクルシ [DVD]

(デルトロ=製作)
 ぶっちゃけこれはデルトロ・イリニャトイゥ・キュアロンが立ち上げた映画制作会社チャチャチャフィルムの第1回作品というだけで、デル味はほぼゼロなんだけど(監督はキュアロンの弟)、主演がガエルベルナルとディエゴルナの天国の口コンビってだけで観る価値アリです。

 ラテンのノリで進む愉快なコメディですが、メキシコはスペイン語圏だけあって、スペイン映画にも通じるような独特なブラックさも垣間見せますね〜。

 

 

ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス クリーチャー制作の裏側

ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス クリーチャー制作の裏側に迫る(仮)

ギレルモ・デル・トロのパンズ・ラビリンス クリーチャー制作の裏側に迫る(仮)

 

パンズの制作本がついに発売!これはパンズラファンはマストバイですよ!



 

5位 ロスト・アイズ

「彼は透明人間だった」

ロスト・アイズ(字幕版)

(デルトロ=制作総指揮)

 盲目の双子の姉が自殺し、その死の真相を探る妹。それを見つめる怪しい男。しかし彼女にも失明の時が迫っていた…!ていうサスペンススリラー。

 突っ込みどころは確かにあるんだけど、犯人の悲哀っていうか、切なみは共感できるものがある。家の中を逃げ惑うシーンとか、いきなり残酷描写がぶち込まれる感じとか、結構なデル味。

 


4位 スプライス

「奴らが来るぞ!」

スプライス(字幕版)

(デルトロ=製作総指揮)

 こちらはファンの多い映画なので、ご存知の方も多いと思います。監督は『CUBE』のビンチェンゾ・ナタリだけあって「うへぇ…」なオチが待ってますから、未見の方はネタバレを踏む前に観て欲しい作品です。わたしはこれを児童虐待→家庭内暴力映画だと観ていて、この見方はあながち間違いではないと思っています。

 この映画の白眉はなんといってもヒトと動物のハイブリッド、''ドレン''の造形と動き。ヒトとも動物とも言えないなんとも不気味なクリーチャーにデルエッセンスを感じます。ドレンちゃんがプラトーン状態でバサァ!するシーンは完全にパシリムのオオタチですわ。

 

3位 ガーディアンズ  伝説の勇者たち

「ぼくが守る」

ガーディアンズ 伝説の勇者たち (吹替版)

(デルトロ=製作総指揮)

 こちらは最近になって観たんですけど、なぜ!わたし!これスルーし続けたの!と思わず自分を殴りつけた。めちゃくちゃ面白いからね。

 ムッキムキのサンタクロースとイケメンの北風小僧の寒太郎(ジャックフロスト)が子どもの夢を守るためにブギーマンと戦う話です。サンタのソリが夢満載で子どもは歓喜ですよ。

 デルトロが大好きなトゥースフェアリーは本作では可愛い善の妖精として登場します。

 

 

2位 永遠のこどもたち

「1、2、3回  壁を叩け」

永遠のこどもたち [DVD]

 (デルトロ=製作)

 こちらも人気の作品だと思います。ベタですみません。監督は去年公開の『怪物はささやく』を撮ったJ・A・バヨナです。あちらはあまりハマらなかったんだけど、これは大好きな映画。

 これは言うなれば「母親版パンズラビリンス」だと思います。それでいいのか⁈ってラストも、物語としては正解なのです!わたしもラウラと同じ立場だとしたら、同じ選択をするかもしれません。あと、オープニングロールが好き。

 

 

1位 トロールハンターズ

「偉大なるマーリン、日の光は我のものなり」

f:id:minmin70:20180307111254j:imageNetflixシリーズ『トロールハンターズ 』

(デルトロ=製作総指揮ほか)

 最後にこれかよ!とお叱りを受けそうなのですが…汗。ネトフリのアニメで、すでに2シーズン配信中。原作、脚本、監督もやってるのでここで紹介するのは違うのかもしれないんですけど。でもね〜好きだからいいの!

 ごく普通の高校生が地下に住むトロールと人間のために鎧姿のヒーローに変身して悪いトロールと戦います!うわぁ〜王道すぎる〜!燃える〜!!

 もう全編に渡って滲み出るデル味。最初の「DREAM WORKS」ロゴから全開です。物語の舞台となるトロールマーケットや修行場のカラクリはほぼヘルボーイGAだし、敵の見た目は小さなパシリムカイジュー。

 主人公ジムレイクjrをアントンイェルチンが演じてて、もうそれだけでありがたく拝見したくなりますが、吹替のブリンキー役高岡瓶々さんの「マスタージム!」も素敵なので字幕も吹替もどっちもおすすめ。

 キャラでわたしが一番好きなのは、ジムの親友トビー。親がいなくておばあちゃんと住んでて、オタクで太ってて歯を矯正してて…っていうストレンジャーシングスのダスティンみたいな、デルトロの分身的キャラクター。陽気で明るくてめっちゃ友達思い。"アー"との友情が泣ける…。

f:id:minmin70:20180308094202j:imageNetflixシリーズ『トロールハンターズ 』

まだ観てない人は是非!!!

 

 と、いうわけで…

 おいおい、あの大作が入ってないじゃんか!あれが入ってないなんて、このもぐりめっ!

 …てお声が聞こえてきそうなんで、ちょっとしばらく耳塞いでおきますね…。

 

 何はともあれ、デルトロ監督おめでとう!