いやはや、師走も残すところあと1日。
早いもので、今年ももう終わりです。先日、ワッシュさんの恒例ベストテン企画、今年は「音楽映画ベストテン」が発表されました。
有名どころが揃いつつも、なかなかに独自色が強いランキングとなっております。けれども、『スクール・オブ・ロック』や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』などは想定内として、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『サウンド・オブ・ミュージック』がランクインするとは、少し意外でした(コメント欄にはなかなかマニアックなラインナップが多かったので…)。
さて、わたしのベストテンはこちらの記事に書かせていただきましたが…
ノーミュージック、ノームービー!音楽映画ベストテン! - ファンタスティック映画主婦
そんな、わたしが挙げたベストテンは実際ランキングでは何位だったのかしらん?と気になったので教えてもらいました(全ランキングリストを提供してくださいましたワッシュ様には厚く御礼申し上げます)。
太字がわたしの順位、【赤字】が実際のランキング内の順位です。
- 1位【28位】レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年、アキ・カウリスマキ監督)
- 2位【49位】Tommy トミー(1975年、ケン・ラッセル監督)
- 3位【76位】ジーザス・クライスト・スーパースター(1973年、ノーマン・ジュイソン監督)
- 4位【34位】ハイ・フィデリティ(2000年、スティーブン・フリアーズ監督)
- 5位【67位】善き人のためのソナタ(2006年、フローリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)
- 6位【23位】君が生きた証(2014年、ウィリアム・H・メイシー監督)
- 7位【407位】プラハ!(2001年、フィリプ・レンチ監督)
- 8位【170位】永遠のモータウン(2002年、ポール・ジャストマン監督)
- 9位【465位】カストラート(1994年、ジュラール・コルビオ監督)
- 10位【498位】ジャーマン+雨(2006年、横浜聡子監督)
ベストテンにはひとつも入ってなかったな…。
『ジャーマン+雨』と『カストラート』、『プラハ!』を挙げたのはわたしだけだったようです。
6位にした『君が生きた証』までは複数人の方が投票しているので、7位以降くらいになるとその人が出る、なんてところがあるのかもしれませんね。
映画における音楽を不要と考える人もいるし、実際に音の鳴らない映画もたくさんあるのだけれど、やっぱりね、この曲を聴くとあの映画を思い出すなぁ、と言う感覚がわたしは好きなのだと思います(もちろん音のない映画で好きなものもありますが)。
大抵いい映画にはいい音楽がつきものだし、どっちかがよくてどっちかが悪いってのはほとんどない気がします。
普段普通に生活していてもね、ふとした時に音楽が頭の中で流れる時ってあると思うんですよね。
例えば日の出を見ればR・シュトラウスの「ツァラトゥストラかく語りき」、遅刻しそうで走っていればブルーハーツの「トレイン・トレイン」、車のエンジンをかけたらケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」、みたいな感じで(笑)。 />もちろん流れる音楽も人それぞれだし、場面もそれぞれだと思うのだけれど、そういう「人生のサウンドトラック」みたいなものが、ある意味人の人生を豊かにもするんじゃないかな、と。で、それがどんな音楽なのか、どれだけあるのかが、その人の人となりでもある、と。
映画と同様、サウンドトラックがよければ、その人生もいいものなんだよ、きっと。
いい音が鳴らせるような生き方を、わたしもしたいものです。「デンジャー・ゾーン」流しているうちはまだ無理ですか(笑)。上がるんですけどね、だめですか、そうですか(泣)。
まぁそんなわけで、今年の記事投稿は今回で最後です。6月からはじめたこのブログもあっと言う間に半年が経ちました。はじめた当初は0PVなんて日もざらだったのに、最近は毎日複数の方に読んでいただけているようで、ありがたいことでございます。これからもひっそりと細々と続けていければと思っております。
ではではみなさま、よいお年を!