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雑食つまみ食い系映画感想ブログ

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ネタバレ懸念と「シックス・センス」「127時間」事件

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【本文前の注意点】

 

今回は映画感想文ではありません。

映画における必要以上の情報開示、いわゆる「ネタバレ」について私観を述べた完全な駄文でございます。そして長文です。ゆえに興味のない方はお読みにならなくてもよろしいかと思います。

また、タイトルにある「シックス・センス」と、「127時間」のネタバレに触れていますので未鑑賞の方はご注意下さい。

 

 

 

 
 

はじめに

今年最後の、そして今年一番の超注目大作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」日本公開まであと1日を切りました。
特別上映チケットをお持ちの方、本当にうらやましい限りです。観賞をどうぞ楽しんできてください。
 
 
スターウォーズ公開に関しては、良くも悪くも様々なニュースが世間を賑わせ、どうにも作品とは無関係のところで騒がれているような向きもあります。それだけ注目&期待されている(もちろん映画ギョーカイの人たちにも)シリーズだと言うことなのでしょうが。
 
良いニュース
悪い?ニュース
日本経済新聞(TOHOシネマズスターウォーズ観賞料金を2000円に値上げ!)
 
 
わたしは「子どもの頃に旧三部作に親しんだ」と言う程度の思い入れで、筋金入りSWファンの足元にも及ばないのですが、やはり周囲の熱気に押される形で期待がどんどん膨らんでいます。
 
 
となると、懸念される案件はただ一つ。
 
ネタバレ
 
です。
 
これだけの話題作ですから公開と同時にTwitterなどのSNSはもちろん、二流ネットニュース、まとめサイトなどに次々と情報があがってくることは間違いないでしょう(今でさえいろんな憶測が飛び交っていると言うのに)。
おそらくわたしが今月中に「フォースの覚醒」を観に行くのは絶望的です(そんなの知らねーよって感じだよね)から、観賞が遅くなればなるほど未観賞の状態で情報に触れる機会が増えるということです。
実際、悪意を持ってわざとネタバレする人もいるみたいだし…。
それは非常に困る。嫌だ。
 
 
正直、わたしは観たいと思っている映画の情報は、事前になるべく入れたくない、と思っています。本当に楽しみな映画は予告編だって観たくないくらい。
SWクラスの大作だと、テレビでもじゃんじゃん予告編流してるんで逃れられないのですが。
 
わたしがネタバレに対して過剰になるのには理由があります。それは自分ためでもあり、他人のためでもあるのです。
それを強く思ったある「事件」について、以下に述べたいと思います。
 
 
 
 

「シックス・センス」事件

「シックス・センス」。言わずと知れた、M・ナイト・シャマラン監督の傑作ホラー。
公開当時、この映画における「どんでん返し」が話題となり大ヒットしました。今でも「どんでん返し」映画の代表作と言われています。
 
けれどもわたしには、全然どんでん返しじゃなかった。それは多分、このポスターのせい(正確にはこれとほぼ同じ新聞広告)。
f:id:minmin70:20151217155123j:image
 
「少年は死者を見ることができる」ってあったので、じゃあ隣にいるブルース・ウィリスは幽霊なんじゃないかな、とこれを見てわたしは思いました。おそらくこの文言を見て、そう思った人は当時たくさんいたはず。
 
しかも間の悪いことに観賞したクラスメイト(あの頃は高校生だった…遠い目)が「最後超びっくりするから!あのオチは絶対に気づかない!」と騒ぎまくり、あろうことか「オチはどうなると思う?」とわたしに話をふってきた。まだ素直で純朴だったわたしは、正直に思っていた通りのことを言っちゃったわけです。
「ブルース・ウィリスは実は死んでるってオチかな」
 
その時のクラスメイトの顔を、わたしは一生忘れない。
 
わたしだってあのポスターを見なければ、世間が過剰に「どんでん返し」「衝撃のラスト」と煽らなければ、こんなことにはならなかった。
そしてわたしはその後「シックス・センス」を観ることになるのですが、観賞が「答え合わせ的」になってしまったのは言うまでもありません。まぁ、奥さんとのレストランでのシーンが絶妙すぎて逆に驚いたりできたので、それはそれで面白かったけどね!
 
 
 
 
 

「127時間」事件

「127時間」はダニー・ボイル監督作で、登山家アーロン・リー・ラルストンの自伝「奇跡の6日間」が原作。主役のジェームス・フランコによるショッキングなシーンが話題になりました。
この映画が公開されて間もない頃、友人が今度観に行くんだ、と話していました。
「あー腕切るやつかー」とわたしが言うと、友人は
 
「ちょっとネタバレしないでよ!」と大激怒したのです。
 
わたしにはさっぱり意味がわかりませんでした。だって、この映画は登山家が書いた原作=実話を元にしたもので、この主人公の行動は世間に知られているものです(確か事件当時はニュースにもなった)。予告編でも大いにそれを匂わせていましたし。
その行動までの経緯がネタなのだから、腕を切ること自体はネタバレではない、と言うのがわたしの認識でした。
でも、友人にとってはそうではなかったのです。
もちろんその後友人にはひたすら謝り倒しました(本当にごめんね)。
 
 
ちなみに、わたしはこの映画を未だに観賞していません…。
 
 
 
 

二つの事件から学んだこと

つまり、
 
  • 公式情報でも些細なことがネタバレに繋がることがある。
  • 人によって「ネタバレ」の認識は違う。
  • どんな形であれ、「ネタバレ」は人を傷つける!
 
「事件」とか言いながら全部てめぇのうっかりじゃねぇか!と思われた方、本当にその通りなので、何にも言えないのですが…。
少なくとも、用心に用心を重ねてネタバレを回避することで、他人も自分も傷つけずに済むのでは、と思うのです。
 
 
 
 

「フォースの覚醒」ネタバレ回避のためにすべきこと

長くなりましたがここからが本題。
自分のためにも、そして誰かのためにも、うっかりの多いわたしはなるべく情報から遠ざかるべきだと。そのためにはどうしたらよいか。
 
前述の通り、超超話題作の「フォースの覚醒」は、公開と同時に一部の人からネタがバレる可能性が極めて高い。
ネットリテラシーの高いはてなユーザーさんたちは観賞したとしてもきっと、その辺りを配慮してブログを書かれるだろうし、わきまえている一流ニュースサイトさんなんかは行き届いているはずなので、ネタバレなんてそんな浅ましいことはしないはず。
 
 
じゃあ何が危険か?
 
  1. TwitterなどのSNS
  2. まとめサイト
  3. インターネットそのもの
  4. 他人から不注意に
1に関してはもう地雷だらけと言っていい。わたしの場合は映画関連のアカウントを主にフォローしているので、うっかりTLのぞいたら情報がのっていた…なんてことにもなりかねない。しばらく鳥さんマークは触れずにいよう…。
 
2はまぁ、危険そうだなと思ったら見なきゃいい。見なきゃいいの究極は3。ネットに繋がっていなければ、危機はほぼ回避できるはず。
 
4の場合、厄介なのは赤の他人。知り合いならば事前に注意もできるけど、電車内で話ししているのをうっかり聞いちゃった、なんて悲劇はもはやどうすることもできない。
外では他人の会話に耳を傾けないのはもちろん、ヘッドホン装着は必須。もしくは外に出ない(極端)もう山にでも籠るか。
 
「フォースの覚醒」の事前情報をほとんど入れずにいるのは、この情報化社会においてなかなかに難しいことではあります。
ですが、慎重に情報ツールを選んでネタバレを回避することが、自分と他人の幸せのためにも必要だと思うのであります。
 

 

 

おわりに

長々とつらつら書きましたが要するに、
観るまで何も知りたくない!ってことです。
明日、運良く初日特別上映を観賞できた方は、これだけ気にしている人もいるんだよ、と言うことをご理解いただき、どうぞその場の雰囲気に流されることなく節度を持った情報発信を心がけていただきたいのです。
 
少なくとも、
  • カイロ・レンが何者か
  • ルークの所在
がわたしにとっては最大の関心事項でもあるので、そこは本当、お願いします(笑)。
 
 
まぁこういう研究結果もあるようですから、ネタバレ自体は絶対悪ではないのですがね。
 
 
 
 
 
ネタバレ知って見ても十分面白かったですよ!

 

 

 

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あの時は本当にごめんね、Bさん。今でもこんなわたしと友達でいてくれてありがとう。この場を借りて御礼申し上げます。
映画はいつか観ます。いつか、そのうち…。

 

 

 

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