ファンタスティック映画主婦

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映画主婦的2018年の新作映画ベストテンとちょっとしたお知らせ

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さてはて、平成最後の年末でございます。

というわけでわたくしめも他の映画ブロガーさんたちにならって、一丁前に2018年のベスト映画なんてものを発表してみようかと思いますよ!

 

これまでの年間ベストテンはこちら。

 

 

今年の新作鑑賞は70本くらいかな?劇場鑑賞数は20本ほど。あとはレンタル、動画配信やオンライン鑑賞です。しかも基本的に自分で気になった作品しか観ないので、あの話題作やあの大作の続編、有名シリーズなどはどスルーしてます…。なのでまぁ、あんまりあてにしないでおくんなまし。

でも一応、わたし自身の2018年の総括という意味も込めまして、書かせていただきますよ!

よろしければお付き合いくださいませ〜 

 

【選定基準】 

  • 2018年に日本で一般公開(ビデオスルー・動画配信含む)された映画を対象としています。
  • 邦画洋画アニメ実写ジャンル等は不問です。
  • ブログ記事における★評価は絶対評価、ランキングは相対評価です。★3の映画が★4の映画より上にランクしていることもあります。要はわたしの★なんて気にしてくれるなよ、ってことです。

 

f:id:minmin70:20181228023759j:image

(↑今年観た主な新作映画たち)

 

というわけで早速、10位からどうぞ〜

 

 

10位 アナイアレイションー全滅領域ー

『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督による知的アートSF。

はっきり言って全てを理解できているとは思えないんだけど、なぜだかものすごくハマった。映像的な魅力はもちろんあったんだけど、わたしはこの監督の「脆くて強い」という矛盾した女性の描き方が好きなのかもしれないなぁ、と最近気がつきました。

 

 

9位 未来のミライ

うん、自分でもこの映画が年間ベストに入ってくるのは意外だった 笑。今年もいろんな映画を観たけど、中でもこの作品はかなり心に引っかかるものがありました。

主人公「くんちゃん」と我が家の6歳児が何度も重なって見えて、母親としてわたしがしなければならなかったこと、あるいはすべきでなかったことを改めて考えさせられました。今年一番「今観ておいてよかったなぁ」と思えた映画でした。

あと、先日6歳児と『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』を観てきたんですが、こちらと表裏みたいな話でしてね、(以下自粛)。

 

 

8位 ウィリー・ナンバー1 (マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル)

f:id:minmin70:20181228195729p:imagehttps://aoyama-theater.jp/feature/myfff2018 より

適応障害を持つ中年男性の初めての一人暮らしのお話です。これはもう、めちゃくちゃ好きなやつだった!

こちらは「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MFFF)」というオンライン映画祭にて鑑賞した作品。もうほんと大好きで、DVD欲しいくらい。

MFFFはこちらの他に、SNS世代の生きづらさを描いた『1:54』、女性たちの大規模ロードムービー『クラッシュテスト』などいくつか面白い作品があったので、来年は早めに参戦したいと思います。できればちゃんと記事にしたいな。

 

 

7位 クワイエット・プレイス

最優秀出産映画大賞です!

映画好きさんの間ではあまり評判が良くないみたいなんですが、わたしはものすごく大好きで、とにかくあの花火だけで100点満点の映画です。

あと、わたしが記事を上げたタイミングが良かったのか、一瞬だけ検索上位になったらしく(今は落ち着いてる)、この弱小ブログにはあるまじきアクセス数を叩き出したことでも印象深かった。自分でも「良く書けたな」と気に入っている記事だったので、多くの方に読んでいただけたのは素直に嬉しかったです。

 

 

5位(同率) LOVE、サイモン 17歳の告白・彼の見つめる先に

これはどちらも甲乙つけ難く、同率という苦肉の策に出ました 笑。

両作ともゲイの若者の青春映画という共通点があると共に、「同性が好きであること」を主人公が思い悩むこともなく、周りの人間もそれをあっさりと受け入れているところがイマドキですね。

その辺りはより芸術性の高い『君の名前で僕を呼んで』でも描かれていたところではありますが、あちらより、こちらの2作の方が等身大で共感できる部分も多く、わたしの肌に合いました。「青春映画」としての側面を強く打ち出している点もお気に入りです。

(『彼の見つめる先に』についてはこちらで紹介しています)

 

今年は某政治家の「生産性」発言があったり、未だそういった心無い現実がある一方で、こうしたLGBTQを扱った映画や、深夜ドラマの「おっさんずラブ」が大ヒットしているのを見ると、フィクションは理想の現実を形作るのに役立っているのではないかと思えるのです。

 

 

4位 フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

幼い頃のことを強烈に思い出させてくれた映画でした。ラストシーンには、やはり号泣しちゃいましたね。

その勢いのまま書いたので、感想記事はかなり私的な話ばっかりという映画ブログらしからぬものになってしまっています(^^;)

ですがありがたいことに、そんなわたしの感想じゃない感想にコメントを寄せてくださった方がいて、そっちの方がよっぽど感動的だったというね…。ほんと読んでくださった方、ありがとうございました。

 

 

3位 ハッピーエンド

ハネケはやはりハネケだなぁ…って。

前作の『愛、アムール』のある意味続編のような立ち位置の映画で、わたしはあちらはあまり好きではないのですが、こちらは思わず2回連続で観ちゃったくらいに面白かったです。

今年は『聖なる鹿殺し』『ヘレディタリー』『イット・カムズ・アット・ナイト』『ラブレス』など、家族崩壊映画が多かった印象ですが、本作の、見た目にはわからずとも"水面下でジワジワと崩れていく"リアルな感じが…すごく嫌だった(いい意味で)。

ハネケ…やっぱり好きだなぁ…。

 

 

2位 スリー・ビルボード

劇場鑑賞作品の中ではぶっちぎりの1位です。演技、脚本、音楽、全てにおいてわたしの心に突き刺さりました。

ある程度映画を見慣れてくると「ここはこうなるだろう」と予測して観てしまいがちなのですが、その予測をことごとくいい方向に裏切っていってくれる映画でしたね。

本当に映画が素晴らし過ぎたんで、全く感想がうまく書けなかったということでも印象深い。良い映画ほど語彙力が低下するんですね  笑。

 

ついこの間まで「もはやこれを超える映画はないな」と思っていたのですが、思わぬ番狂わせが…。

 

 

1位 ROMA

鑑賞後の余韻がものすごかった映画です。

この間子どもらと公園に行ったんですが、その時、空を飛行機が飛んで行ったのを見ただけでこの映画のことを思い出しちゃって、砂場で咽び泣きしていた変なお母さんはわたしです。

美しいモノクロの映像が素晴らしかったのはもちろんですが、この映画の根底にあるのは女性讃歌、母親讃歌なんですよね。

キュアロンは「子どもの時はわからなかったけど、お母さんや家政婦さん、女性たちがあの時どんな目に遭っていたのか、今大人になってからわかった。」と言っていたらしくて、「わからなかったことを贖罪する」という意味でこの映画を作ったのだそうです。

描かれていることは悲しいことばかりなのですが、不思議と力強さを感じます。きっとそこに普遍的な「母への愛」があるからだったのでしょうね。

 

 

しかしまさかNetflixが2作入ってくるとはねぇ…時代だなぁ。

 

他にも、『ジュラシック・ワールド炎の王国』はシリーズの中で一番泣いたし、話題作『カメラを止めるな!』

ではとても楽しい映画館体験ができました。

邦画だと、こちらの記事に書いた『霊的ボリシェヴィキ』

若さ爆発カオス炸裂な家族コメディ『ファミリー☆ウォーズ』

とかも面白かったです。来年はもうちょっと邦画も観ようと思う。

 

他には『ヘレディタリー/継承』『マザー!』『ルパパト劇場版』なんかも良かったな〜。意外と『死霊館のシスター』『来る』のアグレッシブホラー系も個人的には楽しめました。『アルカディア』『死の谷間』『コールドスキン』などの地味だけれども良質なSFも今年は豊作だった印象。

逆に『シェイプ・オブ・ウォーター』『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』『愛しのアイリーン』辺りは思ったほどハマらなくて、微妙に世間との乖離を感じました…(いや面白かったんだけれども)。

 

 

新作じゃないけど今年観て刺さった映画ベスト3

 

  • 3位 モンスター 変身する美女
モンスター 変身する美女 [DVD]

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『アルカディア』を観て、ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド監督にハマって過去作辿ってたんだけど、これ傑作じゃありません⁉︎

この監督、多分変態だよね?いや絶対変態だよね?笑笑

 

  • 2位 まともな男

ジャケ借りの成功例。覆水盆に返らず!な雪崩式連鎖悲劇。かなりイチオシ。

 

  • 1位 ワンダフル・ワールド

さすが北欧。白夜の国の人の頭の中は分からん笑笑。

 

 

お知らせ

さて、少し前から、知人が立ち上げたこちらのサイトにページを持たせていただいておりまして、不定期で記事(&見るに耐えないイラストも)を書いております。

「子持ちコンブ」というふざけた名前で、映画やドラマを子持ち目線で語るというコンセプトでやっております。よろしければのぞいてやってください。

まぁ、わたしのページは良いとしても"ロクなな"さんという方の「さまよえる大人の自由時間」というページは映画・本など造詣の深い記事を書かれていますので、映画好きの方にもおすすめでございます。

 

 

今年のまとめ

というわけで、今年は平成最後の〜がやたらと枕詞のように使われてましたが、大杉漣や樹木希林、鬼軍曹R・リー・アーメイや、もはや死なないんじゃないかと思っていたスタン・リー氏やさくらももこなど、時代の終わりを感じさせるような訃報も相次いだ一年でしたね…(´-`)しみじみ。

一方で大好きなデルトロ監督がアカデミー賞獲ったり、是枝監督の『万引き家族』がカンヌ映画祭でパルムドール獲るなど、嬉しいニュースもありました。

あと、プライベートでの大事件は、「ミント家、家を買う!!」ですね。(クソどーでもいい笑笑)

 

本ブログも何だかんだと来年で4年目に突入。「大して映画も詳しくないのに映画ブログなんかやってていいのだろうか?」「この程度で映画好きだなんておこがましいにもほどがあるのでは?」と日々悶々としたり、他のブロガーさんのあまりの文章の素晴らしさに、自分の低レベル具合に嫌気がさして、「もうこんなクソブログやめるか…」というくらい落ち込むこともあります。

ですが、「紹介していた映画観ました!」「面白かったです!」なんて言われるとつい調子に乗って嬉しくて、ここまで続けてこられたんだと思います。少しずつですが、自信を持てるようになりました。

読んでくださる方々のおかげです。本当にありがとうございます。来年もよろしくお願いします!!

 

まぁ家も買ったことだし笑、ほどよく頑張りますよ〜。

というわけで、来年も素敵な映画に出会えますように!

ではでは皆さまよいお年を〜