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カーズ2【映画・アニメ・ネタバレ感想】進む技術!増える予算!広がるモータリゼーション!★★★(3.0)

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カーズ2 (吹替版)

あらすじ

英国の諜報員マックミサイルは、犯罪者集団の取引現場で物証写真を撮影していた。しかし、一味に見つかってしまい辛くも海中へ逃げ込む。

一方、活気を取り戻したラジエータースプリングスにシーズン優勝4連覇を成し遂げだマックィーンが帰還する。成り行きから彼の親友メーターは新燃料・アリノールの開発者、アクセルロッド卿が主催するレースカーたちによる史上初のワールドグランプリへ同行することに

そこで諜報員の一人と勘違いされたメーターは犯罪者集団の陰謀に巻き込まれてしまい…

 

 

1に続いて2も借りてみました。
良くも悪くも子ども向けに特化していて、前作のような深みや哀愁はないけれど、マニアックな車ネタは満載で、車好きはより一層楽しめるのでは。わたしはあまり車には詳しくないので終始置いてけぼりだったけどね…。
 
 
1の感想はこちら↓
 
 
以下、少しだけ内容のネタバレをしています。
 
ただ、あえて言わせていただきます。
 
 
 
多い!
車多過ぎだよ!
 
 

世界中が車だらけだ!!! 

前作では地方の町が舞台だったので、登場''車''物はその町の住民がほとんど。車慣れ(?)してなくても、だいたい把握できた。
(わたしが好きだったのはフォルクスワーゲンバスのフィルモア。「ハンドメイドのオーガニック燃料」をやたら推すヒッピーというキャラ設定はとりあえず笑いました。その燃料が普及しない原因は「陰謀なんだよ〜」。この狙ってる感がなんともねぇ(笑))
 
しかし!今作は登場する車が多すぎて、ある程度車慣れしていないと、誰が誰だかさっぱりわからないという事態にも陥ります。…ってわたしだけ?
初見でわたしは、最後の犯人当てシーン、「あれ、この車なんだっけ…?」と一瞬わかんなくなった(笑)。
だめじゃん自分!そこ一番大事なとこじゃん自分!
 
ちなみに、前作の影の主役、ドック・ハドソンは他界された模様です…。
 
さて、今作は陽気で愉快な田舎者、レッカー車のメーターが主役です。
1では最初からマックィーンの味方となり、彼の唯一の親友となったメーター。ばりばりのシティボーイが絵に描いたような田舎者と友情を育む。
このベタさ加減がよかったんだよねぇ。
 
前作は2006年、今作が2011年公開ということで、技術の進歩なのか予算の増加なのか、映像はますます精度が上がり、よりキラキラのツヤツヤに。
とにかく書き込みの多さに頭がクラクラします。
前述のように、登場する車も多いしね。
 
そして、注目は全世界規模の車社会化!
トーキョーで、パリで、ロンドンで、リビエラの港町で、人のいない道を、車たちが走り回るのです。これだけでも車が大好きな子どもたちは大喜びだろうなぁ。
迫力満点のレースシーン、カーチェイスや爆発(!)などのアクションも満載。もはや前作の精神性はどこへやら(笑)。
 
 

前作とのつながりは皆無 

冒頭、いきなり知らないキャラクターが出てきます。え?誰?もしや前作とはまったく違う設定?と戸惑いました。
なんだよ、まさかの007ネタかよ!
 

メーターとマックィーンの友情を下敷きに、ボロボロでも、恥ずかしくても、ありのままでいいんだよ!というメッセージが込められています(?)。

子どもと一緒にわくわく楽しめる。休日の雨の日は、家族みんなでカーズを観よう!(笑)
 
 
目が回る★★★★★
キャラがかわいい★
でもグッズは欲しい★★★★
総合★★★(3)
 
じゃあ次はこれかな…。
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作品情報
  • 監督 ジョン・ラセター
  • 脚本 ベン・クイーン
  • 音楽 マイケル・ジアッキノ
  • 製作年度 2011年
  • 製作国 アメリカ
  • 原題 CARS 2
  • 声の出演 ラリー・ザ・ケイブル・ガイ、オーウェン・ウィルソン、ボニー・ハント、トニー・シャルーブ